自治組織「パリッシュ」(Parish)(イギリス)|地域活性化100 海外事例

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自治組織「パリッシュ」(Parish)
イギリス
区域面積:24.3万㎢ 人口:6,180万人(2010外務省)

イギリスの地域の概要

イギリス
区域面積:24.3万㎢ 人口:6,180万人(2010外務省)

取り組みの概要:自治組織「パリッシュ」(Parish)

▼地域の課題
コミュニティレベルでの住民自治の機能を高める必要があった。
▼取り組みの概要
「パリッシュ」は教会の教区に起源を持ち、半独立的な性格を
持つ法律上の地方自治体であり、基礎的自治体(Districtまたは
Unitary)の中に位置するさらに小さな単位の自治体である。人口規
模は10人以下から、数万人まで様々あり、サービス供給に関する
大きな権限は与えられていないものの、住民に最も身近な自治体と
して、地域における代表団体として機能している。
パリッシュの主な役割は、以下の通りである。
・遊歩道の整備
・街路照明の維持管理
・墓地・火葬場の管理
・コミュニティホールの管理・提供
・公衆浴場・プールの管理・提供
・宝くじの運営
・各種イベントの運営等
「ウェストン・スーパー・メーア・タウン・カウンシル」では、
地元住民の運動によって7,000人以上の請願署名を集め、ディスト
リクトの中から新たにパリッシュとして独立。当初は所有権を委譲
された資産が少なかったが、市民菜園の管理修繕、どんなに低い見
積もりでも良い仕事を続けたため、次第に市民の信頼を得、口コミ
を通じて、もっと多くの改善をやってみてはどうか、という評判が
瞬く間に広がった。その後、共同墓地(Cemetery)、7つのプレイ・
エリア(子供の遊び場)の所有権・運営権が順次委譲され、それま
でと異なるすばらしいものに改善した。また、15,000人の観客を
集めた大型観光イベントを開催。さらに浜辺でのエクストリーム・
スポーツ16・ウィークエンドでは、毎日多くの若者が集まる。

自治組織「パリッシュ」(Parish)の成果

パリッシュの活動により、ディストリクト等では対応が後回し、
遅くなってしまうような細やかなサービスが住民にもたらされるこ
ととなった。年に一回はパリッシュの年次大会を開き、各パリッシュ
の代表者が集まって情報交換等をし、ネットワークを作っている。
日本の自治会などよりも幅広い権利を持つことで、住民によりよい
サービスを提供することに繋がっている。

出典

■F-17英国自治組織「パリッシュ」(Parish)
国土交通省国土計画局http://www.mlit.go.jp/common/000052498.pdf
財団法人自治体国際化協会(ロンドン事務所)http://www.clair.or.jp/j/forum/c_report/pdf/284.pdf